アタリ・フラッシュバック・クラシック・ゲーム・コンソール 発売決定

欧米のプラグ・アンド・プレイ復刻ブームは、ついに本家アタリブランドを動かすところにまでやってきました。アタリ (旧アンフォグラム) は9月7日付で、アタリ2600および7800の20作品を収録した「アタリ・フラッシュバック・クラシック・ゲーム・コンソール」をこの11月に発売すると発表しています。形状はこんな感じで、アタリ7800を小型化したものになります。価格は44.95ドルを予定。収録タイトルは以下の通りです。

  • Adventure
  • Air Sea Battle
  • Asteroids
  • Battlezone
  • Breakout
  • Canyon Bomber
  • Centipede
  • Crystal Castles
  • Desert Falcon
  • Food Fight
  • Gravitar
  • Haunted House
  • Millipede
  • Planet Smashers
  • Saboteur
  • Sky Diver
  • Solaris
  • Sprintmaster
  • Warlords
  • Yar's Revenge
気になるのは、やはり初の復刻となる7800タイトルの再現性ですね。強調表示したものが7800からの移植になりますが (スクリーンショットのページには何故かCharley Chuckの名前も挙がっていますが…?)、市井の7800エミュレーションはまだ再現性十分とはいいがたいので、オフィシャルならではの成果を期待したいところです。

2600のタイトルは一部Atari 10-in-1と被りながらも、それなりに美味しいところを押さえている感じですが、正式に発売されたことのない「サボタージュ」がリストアップされているのは興味深いところです。これはつい最近になってアタリ愛好家たちの手によって試作品が発掘されたもので、今年のPhillyClassic開発者承諾のもと少数販売されました。現在のアタリは、旧時代の物理的資産をほとんど何も継承していないはずですから、こういったコミュニティとも深い付き合いがあると見てよさそうです。