Death Race (Exidy) がアーケードに復活

そして8月27日、往年のエキシディ作品がこのウルトラケードで復活するという発表がありました。1970年代の最重要メーカのひとつでありながら、8-bitリバイバルの潮流から完全に取り残されていたこの会社に、いよいよ光が当たる時が来ました。

まず追加パック第一弾として「デス・レース」「ヴェンチャー」「ペッパーII」「マウストラップ」「スペクター」の五本をリリースするとのこと。かつて殺人ゲームとして社会問題にまで発展したあの「デス・レース」が、28年ぶりにアーケードに戻って来ます。まるで戦犯釈放を見るような気分ですね。

そしてこれに続くガンシューティングパックには「チラー」「コンバット」クロスボウ」などが収録されるそうです。「チラー」(1986) は知る人ぞ知る徹底的に悪趣味な残虐ホラーゲームで、こっちは「デス・レース」と違って今見ても相当ショッキングな内容ですが、面白いことに「デス・レース」のような非難を浴びたことはありません。というのも、欧米では大半の店舗がこのゲームの設置を自主規制したためで、それゆえ設置場所は東南アジアや南米などが中心だったといいます。ウルトラケードで復活となると、オペレータは何も考えずにインストールしてしまいそうな気がしますが、大丈夫なのでしょうか。

from Play Meter Aug.27th