Nintendo 3-in-1 Arcade 登場

ドンキーコング」「ドンキーコングJr.」「マリオブラザーズ」といった任天堂のアーケードヒット三作品がセットになって、アーケードに復活します。筐体まで含めて非常に高い再現性だという話ですが、「ドンキーコング」シリーズはモニタが縦、「マリオブラザーズ」は横なので、100%完全再現ではないだろうという指摘も出ていますね。

興味深いのは、リリース元がまたもナムコだという点ですね。ナムコは今年すでに復刻版「スペースインベーダー/QIX」のアーケード筐体を発売しているわけですが、自社の過去資産をいたずらに復刻するのを控え、あえて他社の (しかしもっともリバイバル需要のある) 製品に狙いを絞っているあたり、かなり本気でアーケードのレトロ市場支配を考えている様子が伺えます。最近になってウルトラケードと袂を分かった理由もそのあたりにあるのでしょう。米国市場では復刻版「ギャラガ/Ms.パックマン」が、発売から五年を数える今年に入ってもまだまだ好調だそうですが、こんなロングヒットは昨今のアーケード市場では例がないわけですから、真摯になるのも当然といえそうです。

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