ワンチップファミコン内蔵のコントローラ型ゲーム機、販売差し止め

以上は「ゲームマシン」11月15日号を参考に記したものですが、そこにもうひとつ気になる記事が。


米国シアトルにある連邦裁判所は10月29日、各地のショッピングモールで販売されていた家庭用NES(米国版ファミコン)ゲームを内蔵した「スーパージョイ」、「スーパージョイスティック」、「パワージョイ」、「パワープレイヤー」などの輸入、販売を禁止する一時的命令を出した。これらの製品は中国で製造されたもので、「ニンテンドウ64」の操作盤とそっくりのコンソールの中に何十種類ものTVゲームの無断コピーを内蔵しており、コンソール自体も操作盤の働きをしているのが特徴的である。内蔵されているゲームは「ドンキーコング」など、今では古典的といえる名作ばかりで、それを操作盤の中に入れてしまったことから、無断コピー品も新たな時代に入ったと言われている。これらがショッピングモールのワゴンで販売されているとの通報を受けた米国任天堂は、輸入販売元の2社を相手取って販売禁止と損害賠償を求めて提訴しており、その一環として一時的命令が出されたもの。予備的禁止命令については審査中。
「メガジョイ」やら「スーパージョイ」やらがひっそり出回るようになって随分経つと思うのですが、まさかいままで野放しになっていたとは思いませんでした。Senario vs MAXXIntellivision Direct to TVは禁止対象に入っていないようですから、ワンチップファミコンを使っていても、オリジナルゲームである限りは何も言えないということなのでしょうね