Amstradのプラグ・アンド・プレイ機はありえない?

C64 DTVの成功によって、いよいよパソコンゲームにもプラグ・アンド・プレイ化の道が拓かれたといえますが、いまのところまだ他社が続こうとする姿は見えません。これはどうしたことかということで、「レトロゲーマー」誌の記者がアムストラッド社員・クリフ・ローソン氏に質問をぶつけました。しかし彼はC64 DTVの販売実績は疑わしいと述べ、同じことをCPCでやっても利益は出ないだろうと語ったそうです。研究開発と試作だけで50万ポンド (約1億円) はかかるとのこと。ううむ、アムストラッドCPCはゲートアレイ1個を除いてほぼ汎用部品だけで構成されているうえ、そのゲートアレイもKC Compact (旧東独製の互換機) がTTLで95%再現しているという話なのですが、それでもそんなに費用が掛かりますか。まあどちらにしても、CPCでは北米での需要がまったく見込めませんから、厳しいことには変わりないのでしょうけどね。

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