Minimig - ワンチップ・アミーガ 開発進行中

18日にオランダで行われるホビー・コモドール・クラブのミーティングで、FPGAによるワンチップ・アミーガ500の試作機が公開されるそうです。これはデニス・ヴァン・ウェーレンというエンジニアが約一年にわたって開発してきたもので、CPUが別チップになるので正しくはワンチップとはいえませんが、ともかくもAgnus, Denise, Paulaといった主要カスタムチップの全機能が集約されるとなれば、快挙といえるのは確かでしょう。まだサウンドとキーボードがサポートされていないようですが、使用論理ゲート数は約20万とのこと。いまのところ商品化の予定はないようです。

セガマークIIIのプラグ&プレイ機、近日発売?

マークIII/マスターシステムのプラグ&プレイ型復刻機といえば、ブラジルだけで販売されているマスターシステム・ハンディがありますが、香港のアジアン・トイ・ソース社からそれとは別のタイプが登場するようです。イッギ氏が書いているように、同社が行うのは受注生産のみで、販売元の要望にあわせて50本のソフトから10本ないし20本をセレクトして組み込むとのこと。アレックスキッド・コレクションとかグレートスポーツ・コレクションとか、そういったものが出てくるではないかと思われます。販売元の詳細はまだ不明ですが、価格は10-in-1で29.95ドル、20-in-1で39.95ドルくらいが目安とのことです。

ちなみに発表直後にはDCEmuで写真を見ることができたのですが、後日メーカーの希望で取り下げられてしまいました。日本の有名デザイナとは何者でありましょうか。

中国のコンピュータ開発史

多忙にかまけてすっかり見過ごしていましたが、航天機構の例によって素晴らしい共産圏コンピュータ史です。ゲーム機についても記述がありますが、そういえば中国にはファミコンクローン機から独自に発展した低年齢層向け教育パソコンがきわめて広く普及していたという興味深い一面もあり、そのあたりもいずれ掘り下げてみたいところです。