2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧
タイムワーナー資本のターナー・ブロードキャスティングなる企業が、2005年秋にGameTapというゲーム配信サービスをスタートすると発表しました。公式アナウンスを読む限り、レトロゲームを主体とするわけではなさそうですが、GameSpotのニュースは「MAMEエミ…
セガトイズといえば、以前ご紹介したラディカのPlayTV Legends Sega Genesis Volume 2およびStreet Fighter II Play TVが、国内でも正規発売されていたのですね。第1弾に対する肯定的評価は、日本ではあまり目にしなかったのですが、ひそかに結構売れていた…
エデュテイメントという言葉が流行らなくなってずいぶん経つので、もうこのジャンルは死滅したのかと思われがちです。たしかに10代以上を対象とする教育ゲーム研究は、長い間特筆するほどの成果を上げられずにいるわけですが、逆に幼児向けの分野におけるエ…
パーソナルコンピュータ時代の到来とともに、イギリスのコンピュータ産業が勢いを取り戻すと、今度は半導体メーカとしてフェランティの名前を見ることができるようになります。フェランティはイギリスでもっとも早くから半導体に注力していた会社でもありま…
ただ、ひとつの例外として、イギリスにも早くからトランジスタによる小型化を意欲的に進めていたエリオットという会社がありました。フェランティがイギリスのIBMに喩えられるとすれば、こちらはさしずめイギリスのDECといったところです。彼らは1963年には…
しかしATLASは、イギリス製コンピュータの最後の輝きとなりました。フェランティは改良型のATLAS IIを発売したあと、大型コンピュータ事業から撤退します。その資産は1963年にICT (のちのICL) へと売却されました。技術的には絶頂期にあったコンピュータ部門…
キルバーンのグループでは、MEGの開発と並行してもうひとつの別のプロジェクトが動いていました。新素材・トランジスタを使って、より小型で省電力なコンピュータを構築しようという試みです。このプロジェクトを主導したのはリチャード・グリムスデイルで、…
大戦後、ウイリアムズはアメリカにおけるENIACの開発状況を見聞し、コンピュータ開発者たちが効率的なメモリユニットの発明を待ち望んでいることを知ります。彼はレーダー用のオシロスコープをメモリユニットに転用しようという動きがあると聞き及び、自らも…
フェランティは歴史の古い電気製品メーカで、その創業は1882年にまで遡ります。設立者のセバスチャン・ジアーニ・ド・フェランティは幼いころから電気工作に才をみせ、13歳の頃にはアーク灯による街路照明を発明。その後16歳で民生用発電機を共同発明して財…
イギリスのコンピュータ史に詳しい人々はよく、一般的なコンピュータ史があまりにアメリカ偏重で書かれていることに対する不満を口にします。もちろん第二次大戦前後のイギリス人による功績は、アラン・チューリングの登場にはじまりEDSACの完成に至るまで、…
[04/09] フェランティ製ゲートアレイとエリオットについて加筆訂正
これも一部ではエイプリルフールジョークとして紹介されていたものですが、どうもそういうわけではなさそうです。米・G4TV (ゲーム専門テレビ局) の「アタック・オブ・ザ・ショウ」という番組で3月28日にお目見えした巨大なファミコン・コントローラなのです…
今年の海外レトロ界隈を賑わせたエイプリルフールジョークたちです ([4/10]更新)。・「ポン」専用のプロジェクタ式ゲーム機発売発売元がThinkGeekということで、本当に出ていても多分誰も驚かないと思いますが―――750ドルはないだろうというオチですね。・IGN…