GameTap オープン告知

タイムワーナー資本のターナー・ブロードキャスティングなる企業が、2005年秋にGameTapというゲーム配信サービスをスタートすると発表しました。公式アナウンスを読む限り、レトロゲームを主体とするわけではなさそうですが、GameSpotのニュースは「MAMEエミュレータみたいだけど合法なものになる」という関係者のコメントを伝えています。すでに17社から1000本のライセンスを獲得しているとのことで、オープン時には300本が展開される予定。その後週一回ペースでタイトルを追加していくそうです。

提携企業のなかにはセガが含まれており、「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」を筆頭に各種メガドライブ/サターンゲームが配信されることになっています。このへんはセガゲーム本舗のノウハウが部分的に取り入れられていたりするのかもしれませんね。

その他配信が決まっているレトロ系タイトルとしては「トム・クランシーズ・スプリンターセル」「トニー・ホークズ・プロスケータ」「パックマン」の名前が挙がっています。対応機種は雑多というか、もうなんでもありという感じです (そういえばアクティヴィジョンが最近個人サイトでのROM配布を厳しく取り締まっているそうなのですが、こっちの展開の妨げになるからでしょうね。納得)。

GameTapはゲームのほかに読み物やインタビュー、アトラクションなども配信するそうで、ほかにカートゥンネットワークのサンプルとか、ゲームとまったく関係ないものも取り込んでいくとのことです。放り込めるものはなんでも放り込んで、気楽でボリューム感のあるカジュアルゲームポータルを目指そうとしているのだろうと思います。