クラシックゲーム世代に訴えかけるTVコマーシャルが増加中 (RetroBlast!)

海外のアタリ世代はすでに30代後半から40代にさしかかっており、好景気の続く欧米経済における消費の担い手として、無視できない存在になりつつあります。そういうわけで、最近はビデオゲームに無関係なジャンルにも、その趣味嗜好に訴えかけるTVコマーシャルがどんどん拡大しているとのこと。この記事では、そのなかから最近のコマーシャル三本が紹介されています (いずれも各種ムービーファイルとしてダウンロード可能)。取り上げられているのは車の宣伝ばかりで、最初のハマーは、わりとシンプルな「アステロイド」ネタ。次のフォードUKはミニチュア撮影主体ながら実写の迫力をとことん追究したというピンボールネタ、そして最後のサターンは、効果音の配し方が実に秀逸な「パックマン」ネタ。個人的にはこれがいちばん楽しかったです。

知人にこの記事を見せたところ「日本でも数年前にアサヒ『ちゃら』のコマーシャルが『パックマン』を使っていた」という話を教えていただきました。これもこちらでムービーをダウンロードできるといういことなので、早速観てみたのですが…うーん、方向性としては20年前の「7-UP」のコマーシャルと大差ないですね。それどころかこちらのほうが、よほど趣向を凝らしているように感じるのは気のせいでしょうか。ナムコの開発担当者氏は、これのことはもう忘れたのか、それとも最初からご存知なかったのか。

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