スプライトの起源 (2)

第一回では、アタリがいかにしてスプライト技術を完成させ、敷衍させるに至ったかを解説しました。アタリが存在しなければ、あれほどの勢いでスプライト技術が発展・普及することはなかったでしょう。しかし実をいうと、そのアタリも唯一無二の発明者だったわけではありません。ヴィデオゲームメーカではないにも関わらず、アタリより早く同じ構想に辿りついていた人々が、ほかの企業にも存在していたのです。その企業とは、あの商用マイクロプロセサの祖・インテルです。