Majesco, コナミのジョイスティック型ゲーム機を発売予定

コンパクトサイズで復刻されたクラシックゲームたちの人気ぶりは以前からお伝えしている通りですが、この方面にまたもや新勢力が登場しました。北米のゲーム会社・Majescoです。1990年代後半からセガのコンシューマ機復刻に取り組み続けているこの会社は、以前も少しご紹介しましたね。彼らが一番得意とするはずのメガドライブについては、プラグ・アンド・プレイ式ゲーム化の権利をすでにRadica Gamesに譲り渡してしまっていたので、この方面に参戦する気はないのかと思われていました。しかし5月18日付けで、最後の大ネタともいえるコナミと合意に達したことを発表。秋までに「フロッガー」および「コナミ・アーケード・クラシック」(機種不明) の一作などを収録したジョイスティック型ゲーム機第一弾と第二弾をリリースし、以後計五機種を発売していくとのことです。夏から冬にかけては、先のRadicaに加えて、JAKKS PacificTulipの新型機、さらにXaviX Portが予定されているので、大乱戦になりそうですね。

from GameDaily

クラシックゲーム世代に訴えかけるTVコマーシャルが増加中 (RetroBlast!)

海外のアタリ世代はすでに30代後半から40代にさしかかっており、好景気の続く欧米経済における消費の担い手として、無視できない存在になりつつあります。そういうわけで、最近はビデオゲームに無関係なジャンルにも、その趣味嗜好に訴えかけるTVコマーシャルがどんどん拡大しているとのこと。この記事では、そのなかから最近のコマーシャル三本が紹介されています (いずれも各種ムービーファイルとしてダウンロード可能)。取り上げられているのは車の宣伝ばかりで、最初のハマーは、わりとシンプルな「アステロイド」ネタ。次のフォードUKはミニチュア撮影主体ながら実写の迫力をとことん追究したというピンボールネタ、そして最後のサターンは、効果音の配し方が実に秀逸な「パックマン」ネタ。個人的にはこれがいちばん楽しかったです。

知人にこの記事を見せたところ「日本でも数年前にアサヒ『ちゃら』のコマーシャルが『パックマン』を使っていた」という話を教えていただきました。これもこちらでムービーをダウンロードできるといういことなので、早速観てみたのですが…うーん、方向性としては20年前の「7-UP」のコマーシャルと大差ないですね。それどころかこちらのほうが、よほど趣向を凝らしているように感じるのは気のせいでしょうか。ナムコの開発担当者氏は、これのことはもう忘れたのか、それとも最初からご存知なかったのか。

from classicgaming.com