コンピュータ博物館一式がオークションに出品中

二週間ほど前にebay史上最大のコンシューマ機オークションなんていう話題をお伝えしました。あれで古パソコン補完計画のオークションを思い出されたかたもいらっしゃると思いますが、今度はまさにそのもの。本当にコンピュータ博物館まるまる一式のオークションです。出品者はカリフォルニア州のデヴィッド・フリーマン氏。フリーマンPC博物館というウェブサイトを運営しておられたかたで、その30年にわたるコレクションはおよそ600台に及びます (計算機、プリンタ、ゲーム機を含む)。残念ながら維持管理できなくなってきたので、まるごと買い取ってくれる人を探しているということなのですが、なかなか稀少なものも多いようですよ。

  • 数台しか現存しないといわれるScelbi-8Hの1台, ドキュメント付き。
  • アルテア製品の完全なコレクション: Altair 8800 (2台), TVTタイプライタとデュアルカセット, そのドキュメントとソフトウェア, Altair 8800b (TNT放送「シリコンヴァレーの海賊たち)で使用された機体), Altair 680, Pertec/MITS 8800ビジネスコンピュータ.
  • クロメムコ, ゴッドバウト, ターベルなどの、100種を超えるS-100ボード。
  • 『BYTE』誌全号ならびに、『Popular Electronics』『Kilobaud』『ReMark』『Amazing Computer』『IMSAIder』『Altair Computer Notes』『Processor Tech』『TI/99』『 Commodore』といった人気雑誌の大半。
  • 計算機: 30種を超える旧い電卓、計算尺、加算機など。
  • その他無数のソフト、マニュアル、雑誌類。
オークションは99ドルからスタート。399,000ドルで即決となっています。残すところあと一日あまりですが、どこに引き取られていくのかも気になりますね。

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