Atari VCS 完全復活

今月はじめにお伝えしたATARI FLASHBACK 2.0について、たいへん興味深いコメントをいただきました。


# T 『Flashback2.0はいわゆるファミコンチップ使用のまがいものではなく、ちゃんとした2600のハードを内蔵しています。
内蔵ゲームもオリジナルのままなので再現度は文句無しでしょう。大いに期待したいですね。
joystickもATARI互換(というかATARI純正ですな)で、取り外せるので、VCS用の愛用パドルを付けてpongを遊んだりもできます。
さらに、内部にはカートリッジコネクタまで隠されて(!)おり、保証は切れますが(って日本じゃ無意味ですが)ケースを開ければ所有しているカートリッジで遊ぶこともできます。
要するに最近たくさん出ている、おもちゃPnP機とは一線を画す製品かと。
何故か日本では全然注目されていませんので、いまさらですがあえてここに書かせてもらいました・・・』
なんとなんと。カートリッジコネクタがあるということは、実質的にはアタリVCSの復刻版そのものではないですか。いつのまにこんな仕様に…と思ったら、どうも先日のE3で詳細が発表されていたようですね。ClassicGamingに突っ込んだ特集記事が出ていました。内蔵ソフトの一覧も参照できます。意外なことに、今回はアタリだけでなくアクティヴィジョンの作品も収録される様子。これならアタリ初心者にもお勧めできそう………なのも嬉しいですが、それより気になるのは「ヤーズ・リターン」という謎のタイトル。なんですかこれ。あの快作「ヤーズ・リヴェンジ」の続編?

Flashback 2.0の開発を指揮しているのはアタリ・ヒストリ・ミュージアム主宰のカート・ヴェンダル氏とのことで、とことんユーザサイドに立った設計にも納得です。なおカートリッジコネクタを使用可能にするためには、基板を一ヶ所パターンカットして、内蔵ROMへのアクセスを遮断しなければならないようです。内蔵ゲームも必要という人は、スイッチを自作してやる必要がありますね。