ストリートマーケット

イギリスでは、日曜日にはたいていの店がシャッタを下ろしています。24時間営業を売りにしているスーパーでさえも休業。しかしそのかわり、ロンドン各所で数多くのフリーマーケットが賑わいを見せるようになります。出品傾向は場所によって大きく異なるので、それぞれに違った楽しみがあるのも特徴です。私が訪れたのは、まずインド/パキスタン系住民が多いことで知られるブリック・リーン (オールドストリート駅そば) のマーケット。ここは数あるフリーマーケットのなかでも特に変なものが集まるガラクタ市 (あるいは宝の山) で、200円のマスターシステム (完動・付属品付) をはじめ、なぜか大昔のPC-980118禁ゲームなどにも遭遇しました。どこから流れ込んでくるのやら。

もうひとつはカムデンタウン駅そばのカムデン・マーケット。こちらは若者に人気のファッショナブルなマーケットで、盛況ぶりは祭りさながらです。ここで手に入るものは、衣類、レコード、アクセサリなどが中心なので、8-bit/16-bitリバイバルとは基本的に無関係ですが、コモドールやスペクトラムのシャツなど、いかにもなアイテムを入手するには最適な場所として、一応ご紹介しておきましょう。ちなみに私が見たときは、コモドールが2000円、スペクトラムが5000円ほどしてました。