元最高齢ヴィデオゲームチャンプ、タイトル奪還に燃える

1984年、58歳にして「Q*バート」の世界チャンピオンに輝いたドリス・セルフという女性が、79歳になる今年、再びチャンピオンの座に挑戦するそうです。

セルフ女史のツイン・ギャラクシーズ公認記録は1,112,300点。この記録そのものは翌年には抜かれてしまったそうですが、それでも以後20年近くにわたって、最高齢のチャンピオン経験者という座は守り続けていたそうです。ところが2003年、ジョン・ロートンという72歳の人物が「デプスチャージ」のトップスコアラとなったため、その記録も塗り替えられてしまったとのこと。セルフ女史が再び「Q*バート」の記録に挑もうと決意したのは、そのためです。

「友人たちは私の『Q*バート』に対する意欲を変だというわ。だけどこれが私の人生」そう言い切る彼女の挑戦の舞台は、ちょうど本日開催のクラシック・ゲーミング・エキスポUKとなります。結果が待たれるところですね。

まあそれにしても、かなり運に左右されるゲームであるとはいえ「デプスチャージ」の72歳記録保持者というのも相当なものですし、去年にも「ポン」の世界大会に1979年のオーストラリアチャンプが出場なんていう話がありましたし、海外には年齢差もへったくれもあるかという元気なご老人が多いことですね。ふと思ったのですが、かつての日本のインベーダーチャンプたちは今何をしているのでしょうか (現在お名前をよく拝見するのは冨田勝氏くらい?)。

[追記]: 一夜明けて話題になっていないところを見ると、どうもタイトル奪還は不成功に終わったようです。残念。