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MSX時代のコナミUK広報マネージャ インタビュー (the MSX Games Box)

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前々回ご紹介したように、ZXスペクトラムの世界には1980年代から1990年代にかけて無数のアーケード移植作品が登場していたわけですが、オリジナルの開発元が自社ブランドで移植を手がけるようなケースはほとんどありませんでした。稀有な例外といえるのはア…

1チップMSXの予約数が伸びない原因を考えてみる

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海外ワンチップ復刻機たちの絶好調ぶりに比べると、かなり世知辛い状況に追い込まれているといわざるをえない1チップMSX。ギガミックスさんの結論は、「とりあえず高い!」の一言に尽きるようですが、はたして本当にそうなのでしょうか? いえもちろん、MSX実…

MSX3と3DOにまつわる噂の真相

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先日まとめたテキサス・インストゥルメンツ系VDPの系譜に、ヤマハのV9990というチップが登場しました。幻のMSX3規格を担うはずだったにも関わらず、完成が遅れたため規格ともども採用を見送られることになったという、いわくつきの一品です (詳しくは「MSX t…

VDPの系譜

テキサス・インストゥルメンツのVDPには、RGB対応タイプのTMS9928A/9929Aや、大容量DRAM対応タイプのTMS9118/9128/9129など、いくつかの細かなリヴジョンがありますが、大幅に機能強化されることはないまま終わりました。ですがグッタグ氏の談話によると、テ…

ソ連のネットワーク対応MSX

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航天機構より。そういえば教育を主眼に置いたソ連製スペクトラム互換機・ホビットもネットワーク機構を備えていましたね。あるいはこのネットワークMSXに対抗しようとしていたのかもしれません。ソ連の教育用MSXがヤマハのYISシリーズでなければならなかった…

Sharp Epcom & Gradiente 〜 ブラジルMSX史

ブラジルという国は、海外製の電化製品に世界最高クラスの関税を課していたことで知られています。このためブラジル国内のパソコン市場は非常に閉鎖的なものになり、日欧米のパソコンメーカ各社は、長年ここを開拓することができずにいました。この間にブラ…

シャープ製MSXの謎

日本でMSX戦線に参加しなかったシャープが、なぜかブラジルでだけHOTBITなるMSXを流通させていたことを、MSX通のかたならご存知かもしれません。シャープがどういう経緯でこのMSXを出すことになったのか、詳しいところはよく分かっていません。というかそれ…

MSX互換マザーボード「eMSX2++」開発プロジェクト始動

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MSX用のさまざまな同人ハードウェアを開発・販売しているスペインのLeonardo Padial Electronics (LPE) が、MicroATXケースに収納可能なMSX2+互換基板開発をスタートしました。これまで試行錯誤を重ねていたEMSXをコンパクト化しつつ、さらに一歩前進させた…

世界のMSX商業誌一覧

昨日のイギリスMSX話の延長として、ざっとまとめてみました。数だけ見ると、イギリスは決して少ない部類ではなかったことが分かります。ただやはり、刊行期間が短かったみたいですね。超大国オランダはさすがに一味違うというか…なんでこんなにあるんだろう…

イギリスにおけるMSX

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イギリスはドイツと並んで、西ヨーロッパで一番MSXが盛り上がらなかった国ですが、一応ちゃんと上陸はしていて、短命ながら「MSX Computing」「What MSX?」「MSX User」の専門三誌が存在していたことが知られています。この中で一番売れていたのが「MSX Comp…